ゴミ箱

現役の映像系助監督が映画やドラマなどを観た感想を掃き溜めます。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

 

監督: 外崎春雄

脚本:ufotable

原作:吾峠呼世晴鬼滅の刃

撮影: 寺尾優一

編集: 神野学

制作会社: ufotable

 

出演者:花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、日野聡、平川大輔石田彰

 

 

新年一本め。

 

いや、今更ですか・・・と言われるかもしれませんが、今更観てきました。

新年初映画はこいつです。

 

なんで今更観ようかと思ったかと言いますと、去年の年末からだいぶ精神状態が落ち込んでいて、なぜか普通の実写映画やドラマを観れない病みたいなものが発症してしまい、その流れでアニメに治癒を求めた結果、「呪術廻戦」のアニメシリーズにハマり、その流れで観るに至った作品です。

 

そもそも「呪術廻戦」について書けやって感じですが、ひとまず映画から始めるか、ということで鬼滅です。

今年はジャンル・内容問わずに貪り観ていこうと思っております。

 

あらすじ

 

メインの話を簡単にまとめると、大正時代の日本のお話で、主人公の少年が鬼になってしまった妹を人間に戻すために翻弄する話です。(ざっくり)

 

漫画で言うと中盤くらいの内容が映画になってまっせ、と言う感じ。

前半はテレビアニメで!と言う構成ですね。

 

映画の内容としては、列車の中の話なのですが、人が現実から逃げるために「良い夢」

を見たくて鬼の肩方をついで主人公たちを殺そうとする、と言うような現代現世の人間たちの精神性を反映しまくりな感じですね。

そこにどうやって立ち向かっていくか、と言う内容。

 

wikiとかすごいまとまり用だったので、なんか良いラインの情報量がわかんなかったのでホントざっくりですみません。

 

評価

 

まあ、結論を言うと悪くないけど、そんなにめちゃくちゃ面白いわけでもなかったです。でもまあ、間口をめちゃくちゃ広げてある感じがきっと幅の広い視聴者層に受け入れられたのだろうという予想と、コロナで人々がコンテンツ求めまくった結果の興行収入一位なのかなと思いました。

 

もちろんアニメもシリーズ全て観て挑みましたが、まあ観てなくてもそこそこ楽しめる映画になってました。なんだか近年の説明祭りのクソみたいな邦画の構成を取っていなくてよかったです。

視聴者舐めすぎな作品、世に溢れすぎ。

 

しかしなんだかんだ言いますが、この映画はそこそこ〜なかなか弱ってる人たちに向けて一応作られていて、私もそこそこに元気付けられました。

バトルシーンもアート映画かよと突っ込みたくなるほどの熱戦具合で、きっと初見の人も「なんかよくわかんないけど面白い!すごい!」みたいな感じになるのではないでしょうか。

 

内容とかそんなことよりも自分が興奮したポイントとしては、制作会社のufotableさん。

 

この会社は昔からゲームやテレビのOPムービーとか作りまくってて有名でしたね。

私はサモンナイトとかディスガイアとか、テイルズとか好きでした。

 

アニメで言うとフタコイとか元ギャルゲー作品みたいなものに手を伸ばしていた会社ですね。

そんな会社が今では日本で一番売れてる人気なアニメ映画作ってるとはなんだか胸が熱いですね。

 

と言うような感想を持った映画鑑賞でした。

ただ、音爆音なので、耳が敏感な方は注意してください。